エジプト型
第1趾(親指)が長い形で日本人に一番多い形です。古代エジプトの彫刻に多くみられ、名付けられました。第1趾(親指)が一番長く、第5趾(小指)にかけて徐々に短くなる。第1趾(親指)が側面からの圧迫を受けやすく、外反母趾になりやすいので要注意です。第1趾(親指)に圧迫がないよう捨て寸をきちんととり、前すべりがないようウィズ(幅)あわせをしっかりしましょう。
ギリシャ型
日本人の2割を占めます。第2趾が第1趾より長く、靴の形に似ています。外反母趾になりにくいといわれてはいますが、長い第2趾がハンマートウになることも。
つま先がとがった靴が合いそうですが、靴のとがった位置と第2趾がぴったり合うわけではありませんので、ウィズ(幅)あわせをしっかりしないと前すべりがおこり、ハンマートウの原因になります。 第2趾にあわせてサイズを決めたいところですが、木型にもよるので第1趾にあわせたサイズも試してみましょう。
正方形型
足趾の長さがほぼ同じです。
第4趾と第5趾(小指)が靴の外側のカーブの当たりやすいので注意しましょう。
そら豆型の靴が合います。
ちょっとおしゃれぽい靴の場合は捨て寸を長めにとり、他のタイプ同様にウィズ(幅)あわせをしっかりしましょう。
足の親指(第1趾)が小指側にまがり(外反)、指の付け根が腫れて痛みがでます。
痛みがあると革のやわらかい靴を履いたり、幅の広い靴をよいと思いがちですが、逆に進行をすすめてしまうことも。
→外反母趾の靴選びについて
足の横アーチが低下して足幅が広がります。底まめの原因にも。靴をはかない室内でも足裏がいたくて、悲しくなってしまいます。開張足が進むと、外反母趾になっていきますので立ち方、歩き方や普段の習慣を改善しましょう。
→開張足対策はこちら
足の縦アーチの低下が原因です。
クッション機能が低下するため、痛みが生じ、疲れやすくなります。
→壁スクワットをしてみよう
アーチが高すぎる状態。土ふまずが縮んだままで足の裏がつる・かかとが痛い・指の付け根に角質ができやすいです。立つ、歩く時に地面との接地面積が少なく、不安定で疲れます。ストレッチなどをして、足裏や踵周りを柔軟にしていきましょう。
→ハイアーチを改善しよう
回内(くるぶしが内側に傾く)
軸が内側に倒れ込み、縦アーチが低下した状態です。ねじれが加わり非常に疲れます。
→外反偏平足を改善しよう
特定の場所に圧力がかかり続けて生じます。開張足・ハイアーチ・合わない靴が原因の場合もありますが、こんな小さな面積で身体を一身に支えているのですから、「このたこ!」なんて怒らないで(笑)凝っているのでほぐしてあげてくださいね。。お顔同様に、お手入れしてください。
→足をリラックスさせよう